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We will be together forever 第二話

翌日
月ノ森女子学園高等部
希良のクラスの教室
スマホを見ている希良
希良(お、早速5つ参加希望者からDMが着ている。
どれどれ…。)

15分後
希良(は?
3人の演奏の動画見たけどいまいち私が組みたい人じゃない。
演奏のレベルもそれなりって感じだし。
さて4人目は……。
A『初めまして。
SNSでバンドメンバーを募集しているのを見てDMしています。
当方、ボーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラムの演奏できます。
よろしくお願いします。』
ってエーッ!
私と同じマルチプレイヤー?
演奏の動画はと……。)

5分後
希良(……すごい、すごいよ!
私、この人と絶対に一緒に活動したい!
早速DM返信しないと。
『ご応募ありがとうございます。
ぜひ、バンドメンバーになって下さい。
初めての顔合わせとミーティングを行うので、○月△日の16時にライブハウスCiRCLEの入口前で待ってます。』。
送信っと。
うーっ、今から会えるのが待ち遠しいよ。)

翌日
Bスタジオ
希良「ただいまー!」
希良の父「おいおい、今日はヤケにハイテンションだな。
何かあったのか?」
希良「バンドメンバー募集したら、さっそくすごい人から応募があったよ!
私と同じマルチプレーヤーで、演奏のレベルもすごいんだよ!」
希良の父「よかったじゃないか。
だから言っただろ。
お前が知らないだけで、実力や才能のある人は結構いるって。」
希良「そうだね。
あと3人…。早く見つかるといいなぁ。」
希良の父「見つかる事を願っているよ。
さ、始めるぞ。今日はギターを頼むぞ。」
希良「はーい。」

募集締め切り期限3日前
希良の部屋
希良「は~っ、なかなかこれはという人がいないなぁ。
最初に決めた人みたいな人があと一人でもいればいいんだけど……。
今日最後に応募してきた人はどうかな?
B『初めまして。
CiRCLEのチラシを見ました。
ぜひ、バンドメンバーになりたいです。
あたしはボーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラムの演奏ができます。
また、週に3~4回プロのミュージシャンのレコーディングのアシスタントのバイトもしています。
きっとお役に立てると思います。
あたしの自作の歌の簡単なMVです。
それぞれのパートの演奏をしているのでぜひ見て下さい。
よろしくお願いします。』
この人もマルチプレイヤー!?
もしこの人がバンドメンバーになったら、マルチプレイヤーが3人という事になるよ。
早速動画をチェックと……。」

5分後
希良「……何これ……。
一人目の人もすごいけど、この人もすごい……。
演奏もすごいけど、こんなにかっこいい歌を作れるなんて……。
2人目のメンバー決定!
早速DMしなきゃ!」